2025年4月に、千代田国際中学校・武蔵野大学附属千代田高等学院から新しい名前に変わったばかり!
千代田中学校・高等学校の文化祭「藤華祭(とうかさい)」に行ってきました!
千代田中高の設立は1888年(明治21年)。
130年以上の歴史を持つ、伝統ある私立学校です。
場所は、囲碁で有名な「日本棋院」からほど近い千代田区の静かなエリア。
このあたりには、東京都で最も長い歴史(150年越え)を持つ公立校「番町小学校」など、教育施設がたくさん集まっています。
都会の真ん中なのに、落ち着いた雰囲気がとても印象的です。
千代田高校というと「女子校」のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、2018年から共学化されています。
今でも男女比は女子6:男子4くらいとのことで、たしかに校内では女子生徒さんの姿が少し多く感じました。
印象に残った展示:「仏教研究」
展示の中でも特に印象に残ったのは「仏教研究」のコーナーです。
千代田では授業の中に「浄土真宗」の時間があるそうです。
10代のころは、もやもやした悩みや不安を抱える時期でもありますが、
そうした中で「生き方」や「心のあり方」について学ぶ時間があるのはとても素敵だと思いました。

仏教用語をイラストとともに紹介
宗派にとらわれず、
人生の指針になるような哲学や考え方に触れられるのは貴重な経験です。
多様化が進むこれからの日本で、自分の考えをしっかり持つ若い世代を育てている学校だと感じました。
千代田高等学校の魅力:「IB認定校」
もうひとつ注目したいのは、千代田高校がIB(国際バカロレア)認定校であること。
「国際バカロレア(International Baccalaureate)」とは、
世界中どこの国でも通用するようにつくられた国際的な教育プログラムです。
ただテストで点を取るだけではなく、
• 自分で考える力
• 他の人と協力する力
• 違う文化を理解する心
を育てることを大切にしています。
実際に生徒さんに話を聞いてみると、
「IBコースの友だちは授業が英語だし課題も多くて大変だけど、
それでも充実していて楽しいって言ってました」とのこと。
一度しかない高校時代、前向きに学ぶ姿勢はとてもよいと思いました。
最近の日本では「外国人問題」や「移民問題」など、さまざまな社会課題が話題になりますが、
これからの時代は、知識を暗記するだけでなく、問題を見つけ、自分で考え、発信していく力が大切になると思います。
そういう意味でも、
千代田中高の教育は、まさに“未来に向けた学び”を実践している学校だと感じました。