投稿者: ESO

  • 塾長紹介/金子拓弥(かねこ・たくや)


    埼玉県久喜市生まれ。学習塾ESO塾長。子育て支援者。3歳で初めて「なんで?」と言い、以来「なぜ勉強するのか?」と言い続け大人たちを困らせる。千葉県屈指の名門、我孫子市立第四小学校にストレートで入学。一年もダブることなく卒業。それをピークに下り坂を転びながらも順調に一直線に下って今に至る。現在、早起き、節酒、ダイエットを断念中。やがて塾の経営改革と教育書の執筆を断念する予定。

    ニューヨーク市立中学校1
    ニューヨーク市立中学校2

    ニューヨーク市立中学校の教室にて(1990年代)
    長髪を束ね、額をテカらせ奮闘するTakuya Kaneko(20代)と、初めての「ORIGAMI」にとまどう中学生たち

  • 教育総合展に行ってきました

    チタンの鎧を纏いし逆ピラミッドの空中要塞「東京ビッグサイト」ラノベ風——草

    今回のEDIX(エディックス)は、前回にも増してAI、AI、AIだらけの出展だったという印象です。AIをいかに個別最適化された教育に生かすのか——その実現がもうすぐ目の前まで来ている、そんな印象を受けました。

    東展示場の活気ある会場内の様子
  • 大妻中学校に行ってきました

    伝統と格式を感じさせる大妻講堂

    学校説明会では、赤塚校長先生による学校紹介と、進学指導担当の先生から2026年度大学入試の結果報告がありました。入口(中学入試)の難易度もさることながら、出口(6年後の)の大学<一般入試>で非常に良い成果を上げられている様子には少々驚かされました。

    大妻中学高等学校HPより

    その後、校内を見学させていただきました。エレベーターで4階に上がり、そこから階段で4階→3階→2階→1階と順繰りに見せていただきました。建物の中央には採光のための吹き抜け空間があり、非常に明るく開放的な空間となっていました。

    さわやかな初夏に欅の緑が映える

    教室は7列×6列の42名クラスで、最近の少人数学級を見慣れた目には、1部屋にいる生徒さんの数が多い印象を受けました。私たち昭和世代にとっては、これが当たり前でした。

  • 千代田高等学校の文化祭「藤華祭(とうかさい)」に行ってきました!

    千代田高等学校の文化祭「藤華祭(とうかさい)」に行ってきました!

    2025年4月に、千代田国際中学校・武蔵野大学附属千代田高等学院から新しい名前に変わったばかり!
    千代田中学校・高等学校の文化祭「藤華祭(とうかさい)」に行ってきました!

    千代田高等学校

    千代田中高の設立は1888年(明治21年)。
    130年以上の歴史を持つ、伝統ある私立学校です。
    場所は、囲碁で有名な「日本棋院」からほど近い千代田区の静かなエリア。
    このあたりには、東京都で最も長い歴史(150年越え)を持つ公立校「番町小学校」など、教育施設がたくさん集まっています。
    都会の真ん中なのに、落ち着いた雰囲気がとても印象的です。

    千代田高等学校

    千代田高校というと「女子校」のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、2018年から共学化されています。
    今でも男女比は女子6:男子4くらいとのことで、たしかに校内では女子生徒さんの姿が少し多く感じました。

    印象に残った展示:「仏教研究」

    展示の中でも特に印象に残ったのは「仏教研究」のコーナーです。
    千代田では授業の中に「浄土真宗」の時間があるそうです。
    10代のころは、もやもやした悩みや不安を抱える時期でもありますが、
    そうした中で「生き方」や「心のあり方」について学ぶ時間があるのはとても素敵だと思いました。

    仏教研究
    仏教用語をイラストとともに紹介

    宗派にとらわれず、
    人生の指針になるような哲学や考え方に触れられるのは貴重な経験です。
    多様化が進むこれからの日本で、自分の考えをしっかり持つ若い世代を育てている学校だと感じました。

    聞思堂

    千代田高等学校の魅力:「IB認定校」

    もうひとつ注目したいのは、千代田高校がIB(国際バカロレア)認定校であること。
    「国際バカロレア(International Baccalaureate)」とは、
    世界中どこの国でも通用するようにつくられた国際的な教育プログラムです。

    ただテストで点を取るだけではなく、
    • 自分で考える力
    • 他の人と協力する力
    • 違う文化を理解する心

    を育てることを大切にしています。

    IB認定校

    実際に生徒さんに話を聞いてみると、
    「IBコースの友だちは授業が英語だし課題も多くて大変だけど、
    それでも充実していて楽しいって言ってました」とのこと。
    一度しかない高校時代、前向きに学ぶ姿勢はとてもよいと思いました。

    国際バカロレア

    最近の日本では「外国人問題」や「移民問題」など、さまざまな社会課題が話題になりますが、
    これからの時代は、知識を暗記するだけでなく、問題を見つけ、自分で考え、発信していく力が大切になると思います。

    そういう意味でも、
    千代田中高の教育は、まさに“未来に向けた学び”を実践している学校だと感じました。

  • 文教大学の交友祭に行ってきました!

    文教大学の交友祭に行ってきました!

    2027年に創立100周年を迎える文教大学の「交友祭」に行ってきました。
    このイベントは主に学園関係者向けの学園祭なのですが、今回は在校生の方に招いていただき、来校のチャンスを得ることができました。

    文教大学東京あだちキャンパス

    文教大学は埼玉県越谷市に本部を置く私立大学で、特に学校の先生を目指す学生が多いことで知られています。
    公立学校の教員採用人数は全国1位とのことで、教育にとても力を入れているそうです。
    小学校・中学校・高校の教員免許を同時に取得できるカリキュラムもあり、真面目で落ち着いた雰囲気の学生さんが多い印象でした。(勉強はかなり大変だとか…!)

    吉田兄弟三味線コンサート

    今回訪れたのは2021年に開校したばかりでピカピカ校舎の、国際学部などがある東京都足立区のキャンパス。ここで行われた「吉田兄弟」のライブイベントに参加しました。

    吉田兄弟

    「吉田兄弟」は、私より7歳年下の昭和生まれの実の兄弟による津軽三味線デュオ。
    上妻宏光さんと並んで、ロックやジャズなどとのコラボで新しいスタイルを生み出しているアーティストとしても有名ですよね。
    迫力満点の演奏に圧倒されつつも、さすがベテランの貫禄を感じるステージでした。

    AITADEホール

  • 早稲田高等学校の文化祭「興風祭」にいってきました

    早稲田高等学校の文化祭「興風祭」にいってきました

    早稲田中学校・高等学校「興風祭」に行ってきました

    東京メトロ東西線「早稲田」駅が最寄りの、私立の中高一貫男子校・早稲田中学校・高等学校。
    現在は高校からの募集を停止しており、中学入学から6年間を通して学ぶ完全一貫校となっています。

    興風祭2025

    クイズ研究会の招待試合

    学力上位校の文化祭といえば「クイズ研究会」イベントは外せません。
    今回は、興風館3階にある1000人収容の「誠ホール」で、横浜の浅野高校、開成高校、渋谷幕張、筑駒、そして都立日比谷高校を招いた招待試合が開催されていました。
    最初は後方席に座ったのですが、音響がいまひとつで聞き取りにくく、結局一番前まで移動。臨場感ある試合を楽しむことができました。

    クイズ大会

    クイズ招待試合

    鉄道研究部の活動

    もう一つ印象的だったのが「鉄道研究部」。
    いわゆる「鉄研」は多くの学校にありますが、早稲田では「研究会」ではなく「研究部」として活動。年間10部にもなる部誌の発行、合宿や講演会の開催など、Nゲージジオラマ作り以外の活動が非常に充実していました。
    これまで見てきた鉄研の中で、最も“ギーク”な集団と言ってよいかもしれません。下記の部誌特別号に掲載されていた「鉄道クイズ」も初級・中級・上級とまとめられ、工夫されていて良かったです。

    鉄道研究部

    ステージ・展示と「ワセメシ」

    ステージでのダンスや有志団体の展示はどれも見応えがありました。
    一方で、食堂企画「ワセメシ」は少し残念。現金管理やチケット販売を大人が担う学校も多いのですが、ここではすべて生徒さんに任されており、運営にやや不慣れな部分が目立ちました。文化祭らしい一面ともいえますが、来年以降の改善に期待したいところです。

  • 赤羽北桜高校の文化祭「北桜祭」に行ってきました

    赤羽北桜高校の文化祭「北桜祭」に行ってきました

    東京都立赤羽北桜高校「北桜祭」に行ってきました

    5回目を迎えた東京都立赤羽北桜高等学校の文化祭「北桜祭」に行ってきました。
    赤羽北桜は2021年(令和3年)に新しく開校した学校で、
    「保育士になりたい」「福祉のプロを目指したい」「調理師として活躍したい」など、
    将来のスペシャリストを育てる専門性の高い教育が特徴です。

    赤羽北桜

    調理実習室での体験

    今回初めて、調理室で生徒さんが実際に西洋料理の「ビーフステーキ」を調理する様子を見学させていただきました。
    お肉を焼き上げる最後の工程で、アルコール度数の高い「ブランデー」を注いで火柱を上げるのは、アルコールを飛ばすのと同時に「肉の臭みを消す」ことが目的だったのですね!知りませんでした。

    校舎は基本的に土足のまま入れる“一足制”ですが、食材を扱う調理室の前には幅数十センチの「土足厳禁ゾーン」が設けられ、衛生面にしっかり配慮されています。

    また、トイレ前の手洗い場はワンハンドル式の水栓で、手指が汚れていても簡単に水を出し止めできる工夫がされていました。細やかな設備からも学校の特色が感じられます。

    手洗い場

    普通科か、専門科か

    今の時代、多くの中学生が「とりあえず普通科」を選びがちです。
    ですが、将来の方向性をすでに描いている人にとって、専門科の選択は大きな魅力があると思います。
    赤羽北桜のように、明確な進路を見据えて学べる環境は、未来への確かな一歩になるのではないでしょうか。

    赤羽北桜近隣サッカー場

    校舎周辺は緑豊かな公園やサッカー施設等が充実しています。
    「空が広い」のが印象的な環境です。

  • 開成高等学校の文化祭「開成祭」に行ってきました

    開成高等学校の文化祭「開成祭」に行ってきました

    昨年(2024年9月)に新校舎になった、開成中学・高等学校の文化祭「開成祭」に行ってきました。

    来場していた他校の女子生徒さんの多くは制服姿で、男子校ならではの光景なのかなと思いました。有名な女子校の生徒さんもちらほら見かけました。

    開成祭

    開成祭でまず驚いたのは、展示や発表の「数」の多さです!
    普通の学校ではクラスごとに出し物をすることが多いのですが、開成ではクラス単位のイベントは中1と高1の一部だけ。それ以外は、部活・同好会・研究会・有志のグループなどが中心で、とにかくバリエーションが豊か。まさに「生徒が自分たちで文化祭を作っている」という雰囲気でした。

    特に印象に残ったのは「俳句部」によるイベント「俳句甲子園」です。これは毎年8月に愛媛県松山市で開かれている大会をモデルにした開成版。紅組と白組に分かれて句を披露し、お互いの作品についてディベート(議論)し合い、質疑応答を重ねた上で審査員が勝敗を決めます。

    私は「開成 vs 海城」の試合を観戦しましたが、発表する生徒の真剣さややり取りの鋭さに引き込まれました。審査員の先生方のコメントも深くて、「知的なゲーム」という言葉がぴったりの時間でした。

  • 駒込高校の文化祭「玉蘭祭」に行ってきました

    駒込高校の文化祭「玉蘭祭」に行ってきました

    駒込中学・高等学校の文化祭「玉蘭祭」に行ってきました。
    この日はお彼岸前の土曜日で、学校の近くの「根津神社」や町の小さな神社でもお祭りの雰囲気がありました。お神輿の準備やお囃子の音が聞こえてきて、にぎやかでした。

    駒込高校文化祭

    文化祭は中学校と高校の合同で行われていて、来ている人の年齢もさまざまでした。中学校の教室では「黒板アート」が目を惹き、多くの人が立ち止まって見ていました。

    中でも印象に残ったのは「『あちこちのすずさん』展」です。これはアニメ映画にもなった「こうの史代」さんの漫画『この世界の片隅に』の主人公・すずさんをモチーフにした展示でした。戦争を体験した人々へのインタビューや、平和について学んだことの発表などがまとめられていて、戦争と平和について考えさせられる内容です。展示タイトル「あちこちの、、、」がいいですね!

    あちこちのすずさん

    戦争を知る世代が少なくなっている今、高校生ならではの視点で平和を伝えようとしているのが、とても印象的でした。展示は廊下の目立つ場所にあり、多くの人が自然に足を止めて見ていました。


  • 西高(にしこう)の文化祭「記念祭」に行ってきました

    西高(にしこう)の文化祭「記念祭」に行ってきました

    都立西高の文化祭に行ってきました!

    東京都立西高等学校の文化祭「記念祭」に行ってきました。首都高湾岸線葛西から車で向かったのですが、一ツ橋あたりで渋滞に巻き込まれてしまいました。どうやら「世界陸上」に関係する混雑だったようです。仕方なく高速を降りて一般道に出てみたのですが、今度はあちこちで交通規制。【ロードレース開催のため】と書かれていて、都心全体がイベントモードになっていました。あれこれ迂回していたら、気がつけばなんと【国立競技場】に出てしまい、ちょっとしたハプニングでした。

    国立競技場
    世界陸上開催中!

    さて、西高の文化祭ですが、全体的にとても落ち着いた雰囲気が印象的でした。男子生徒がはしゃぎすぎることもなく、それぞれが自分の好きな研究や発表、イベントを淡々とやり遂げている感じです。派手さはあまりないものの、一人ひとりの真面目さや丁寧さが伝わってきました。

    西高校の中庭

    中でも一番心に残ったのは、研修旅行で訪れた「インドネシアについてのレポート」です。クイズ研究会を目的に訪れた3階の部屋では、黒板前で20名くらいが集まってミニ・クイズ大会をやっており、教室の後ろの方にインドネシア旅行の展示がされていました。現地の文化や社会について詳しくまとめられていて、とても見ごたえがありました。生徒さんたちが自分の経験を通じて学んだことを、しっかり自分の言葉で伝えようとしているのが印象的でした。そう、アジアの国々で飲まれる「お茶」は、緑茶を含めて甘いんですよね!

    全体としては、落ち着いた空気の中にも若い情熱が感じられる「文化祭らしい文化祭」だったと思います。一つひとつの展示や発表をじっくり味わいたい方にはぴったりだと思いました。